中国 北京 万里の長城、夜は城市内青年飯店

念のために京華飯店に、経済床に泊まれるのか否かを確認してみたが、やはり没要だった。 それから、デポジットを返してもらったが、100元しか返ってこなかった。つまり、私の部屋は150元だったわけである。 高すぎる部屋に泊まってしまった…。紙に書いてきちんと確認しなかった私もいけない。もう、今後はひたすら節約していくことにする。

さて、観光バスは、6:30〜8:00の間に前門駅の前で待っていてくれるはずである。宿を出たのは7:30。やっと来たバスに乗れたのは 8時10分前で、ただいまの交通状況では洋橋南から前門までの距離ですら、とても間に合いそうにない。 周遊バスの前で考えていたら、客引きの人たちに捕まった。しかし、なにやら怪しげなその人たちの一人が、自分は遊1バスの運転手だといって身分証明書のカードを取り出して見せてくれた。むむむ。でもこの時間だからもういないだろうし、遊1のバスだったらわざわざ客引きなんてしないだろう。 そう思いながらも聞いていると、万里の長城他いくつかの場所を、200元で行ってくれるという。どうやって観光しようか迷っていたところなので、乗ってみるのも悪くない。でも悪質だったりしたら怖いから、見るだけでもいいか?と聞くと、OK! と行って小さなバイクの後ろに乗れと言われた。乗れっていわれても…。こちとら前にも後ろにもバックパックを下げていて、とてもじゃないけど座れそうにないのですが?! それでも無理矢理、周りの人も一緒になって押し込んでもらう。 ふらふらしながらも、バイクはバスの前まで私を運んでくれたのであった。見ると、きちんとした立派なバスがあって、その中にけっこうな数の人が座席を埋めている。これならもしかしたら安心かもしれない、と乗ることにした。でも、値段を150元まで下げてほしかったので、いつまでもぐずぐず乗らないでいたら、客引きのおじさんのおもしろい交渉術が一部始終見られた。怒ってみたり、OKね?! と無理強いしてみたり、エニバディ!と言って他の客を探しに行こうとしたり、逆にやさしくなだめすかしてみたり。私はそれに対しひたすら反応を返さないでいたら、おじさんも諦めたようで160元まで下げてくれた。まあ、その値段で決定したが、他の人が幾らで乗っているのか非常に気になる。もしかしたらこういうことは失礼なことなのかも知れないが、前の席に座っていた中国人の一人旅の男の子に聞いてみた。すると何と、120元〜! ちくしょ〜40元も高い! 私の方は高いね! と言ったら困ったような顔をしていた。でも、その後私は見た。斜め前に座っていた人のレシートは200元だったことを! それなら、中国人よりも安い値段で乗れてるってことかもしれない。それだったら何となく嬉しい。

サービスなどは、ほとんど期待していなかったが、ガイドさんはびっくりするくらい一生懸命仕事をしていた。何しろ、乗ってからしばらく一時間くらいは、あの息次ぐ間もないような中国語で文字通り息次ぐ間もないくらいにひたすら説明しているのである。内容はさっぱりわからないが、このプロ意識には頭が下がる。 長城についてからも、私が日本人だということでぼられやすいとわかっているのだろう、逐一気をつけるような指示をしてくれた。なんだかしっかりしているのである。しかし、バスが動き始めてから、追加で90元を要求されたのはちょっと嫌だった。バス内の人たちもざわめきだし、問いただしている人多し。もちろん中国人も含めて全員。あとでなぜか日本人だけ30元は返ってきたけど。結局全部で220元だったのはなんか納得いかない。最後まで、デポジットで戻ってきてくれたらいいな…、とは思っていたけど、なかった

長城は、私の初めてのちゃんとした観光、だった。運動不足も解消したかったから、ひたすら上ることに専念した。結局どこに一番上があるのかわからなかったけど、上から下を見下ろすときは気分が良かった。一番上には、120元で参加した男の子と200元で参加していた男の人も上っていて、お互いの健闘をたたえ合い、一緒に写真を撮ったりした。この旅に来て初めて、誰かと一緒に撮った写真だった。

下に降りていって、民族衣装の客引きなんかに強引に腕を捕まれてOK?! とか言われ、引っ張って行かれそうになった。もちろん力一杯ふりほどく。少し土産物屋を冷やかしていたが、長城のプレートがあったので買ってみることにした。小さい方が5元で、大きい方が20元である。中国の相場も少しずつわかってきたので、あまりにも大きく出すぎている値段であると思った。とりあえず、大きい方を、6元かな…、と思って紙に書いた。すると、お店の女の子はすぐにドリルを渡してきて、このプレートに名前を彫れと言った。あんまり上手く掘れなかったが、とりあえずお金を渡そうとすると10元しかない。お釣りを待っていたが、何ともう10元出せと言う。この大きいのは20元と言ったはずだ、これは20元だ、とのたまうわけだ。もうね、あほかと。誰が小さい方に5元より上の6元と提示するというのかと。頭にきてぶち切れですよ。さんざん罵りにらみつけおどした後に、女の子の手から無理矢理お札を抜き取り、プレートを投げつけるように返す。もういらねーあんなもん。歩き出すと、そこで待て、待って、OKOKという声が後ろから聞こえて来るではないか。正直、こんなに気分が悪くなるとほしいというちょっとした気持ちなんてなくなってしまうが、そこはやっぱり私が日本人だからなのか、削ってしまって使い物にならない商品を残していくのはさすがに気が引ける、と引き返して6元で買ってあげたのだった。でも、普通に交渉するならまだしも、あんな卑怯なわけわからんやり方するのは許しちゃだめよね。女の子だって罵られて、顔を真っ赤にして興奮しちゃって、いい気分ではなかろうに。さて、またしてもバスに戻って前の男の子に、これ6元だったけど高い? と聞いたら、横の人も加わって、そんなの1元で買える!と言われてしまった。とほほ…。妙にじじくさい表現を使ってみたくなる気分だったが、そんなもんか。その後、横の人にそんなの買う必要ない、と言われた。どういう意味かな、と思っていたら、ガイドがみんなにお土産を配ったのだった。そういうことね…。

その後、昼食を食べに行ったりするのだが、このツアーに日本人の一人旅の女の子がもう一人乗っていることがわかった。ボーイッシュな感じの子だった。その子は、プレートを15元で買ったと言っていた。昨日北京に着いたばかりの女の子だったが、ずっと年下の女の子を相手に、密かに勝った…! と嬉しくなる心の狭さを発揮。

本当はその夜に上海まで行きたかったのだが、残念ながら切符がなかった。北京の切符売り場は、大連と違って皆さん並んで下さらない。横に後ろに、市場の競りかってくらいの押し合い状態。始めはおとなしく並んでいたが、これではいつまでたっても買えない、と思い、身体をねじり混ませて、上海上海!! 私は上海まで行きたいの!!!!!!!!!とほぼ絶叫状態。まあ、受付に行き先を書いた紙を滑り込ませたら、普通に見てくれたわけだったが…。

そして今、私は市内青年飯店という、北京駅の向かいにあるドミトリーにいる。一泊50元。超美人の白人の女の子との二人部屋になった。軽く自己紹介なんかをしちゃったりなんかして、お互いの旅の行き先を話し合ってみたりなんかしちゃって、お〜これで私もバックパッカーっぽいことやっている〜なんて喜んだ。ただ、やっぱり部屋の中には無線LANはなくて、BACKPACKER CAFEという二十四時間営業のバーで、ケーブルをかりて一時間5元で接続している。久しぶりにノートで接続できて、とりあえず嬉しい。ただ、DNSの設定とかしないといけなかったので、それに手こずってちょっと時間が勿体なかった。 始めからここの情報を見つけていれば、京華で悔しい思いもしなかったのに…。ここは、きっと今の北京の代表的なユースになっているのではないだろうか。 とても快適で、お部屋も広くて、本当に良かった。今までで一番良かったのでとってもオススメです。

さてさて、明日は、上海だ。うまく電車に乗れればいいな。





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